-アスリートに寄り添う-
己の目標を目指し頑張るアスリートたちは、日頃の練習やハードな試合においてケガは付き物です。
故障をしたアスリートたちを陰になり日向になり支え、再び目標に向かって歩みだせるようサポートする人たちがいます。
アスリートに寄り添う方々や、医療の今をご紹介します。
故障をしたアスリートたちを陰になり日向になり支え、再び目標に向かって歩みだせるようサポートする人たちがいます。
アスリートに寄り添う方々や、医療の今をご紹介します。
左/診療技術部リハビリテーション科 理学療法士 山田 賢人さん 右/熊本国府高校3年 男子バスケットボール部 キャプテン 嶺 大樹さん | 白山通り沿いにある成尾整形外科病院は、整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科・内科・麻酔科・漢方内科を診療科目とし、地域に根ざした医療を行っています。その一つとして取り組んでいるのが、学校の部活動やスポーツチームへのトレーナー派遣です。リハビリテーション科スタッフが練習や試合に帯同し、選手たちの体の状態を見ながらアドバイスしたり、状態が思わしくない場合は病院での診察を勧めたりしています。 トレーナーと選手たちの信頼関係は強く、二人三脚でケガの回復とリハビリに努めたことで逆境を跳ね除け、目標を達成できた選手たちも多くいるそう。熊本国府高校男子バスケットボール部キャプテンの嶺大樹さんも、その一人です。大きなケガから復帰して高校総体県予選大会に出場した時のことを、理学療法士でトレーナーの山田賢人さんと一緒に振り返ってもらいました。 |
学生の目標に寄り添い 病院内外で応援!
―ケガした時のことを教えてください。 嶺/GW中の練習試合で足首をひねってしまいました。自力で立てないほど痛く、足もすごく腫れて。それで、1年の頃からケガをしたら山田さんがいる成尾整形外科病院で診てもらっていたので、今回も受診しました。総体まであと1カ月という時期だったのでケガをしたのはすごくショックでしたね。 山田/検査の結果は、右足首の靭帯の損傷でした。普段からトレーナーとして見ている選手の一人なので、高校最後の総体に何とか出場させてあげたいという一心で、主治医、嶺君と相談しながら治療方針を細かく立てていきました。具体的には、まずしっかり腫れを取り、少しずつ負荷をかけて筋力を取り戻しつつ、ケガしたところをかばうような体の動きになっていないかを細かくチェックし、総体が始まる前の週に全体練習への復帰を目指すというものです。練習日には当院に来てもらってテーピングを巻いてから練習へ送り出したり、大会中は私が帯同して会場でテーピングを巻いたりもしていました。 山田/本当に良かったです。当院では、ケガをした学生さんが何を目標にしているのかを明確にしてから、主治医と一緒に治療計画を立てるようにしています。また、「この時期までにこれができるようになれば、ある程度動けるようになるよ」など、見通しを学生さんに伝えながら治療を進めています。 嶺/おかげで安心して治療に臨むことができました。山田さんの存在は本当に心強いですね。残念ながら総体では目標のベスト4を達成できなかったので、ウインターカップ県予選で再びベスト4を目指します。サポートしてくださる病院の先生方の応援も力に変えて頑張りたいです! | 嶺/治療やリハビリは計画通りに進み、総体は初戦から出場できました。ベストコンディションの時に比べると6〜7割程度のパフォーマンスでしたが、痛みはなく、その時できる最大限のプレーができ、チームにも貢献できたと思います。山田先生たちのおかげで大会に出場でき、本当に感謝しています。 |
▼ケガを乗り越え総体出場を果たした嶺さん。2023年6月に開催された熊本県高校総体時の様子。
成尾整形外科病院は頑張るアスリートを応援しています!
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