T1記者:指導に関して気を付けていることを教えてください。
信岡先生:演劇の指導を初めてもう26年目。指導方法も私の中で変わってきつつあります。演劇に関して一方的に指導を押し付
けるだけでは彼女たちも引いてしまいます。ですから、何かを伝えるときは、直接教えるというより「ワンクッションおいてその先を思考させる」ことを意識しています。演劇は観てくださるお客様が自分たちの演劇を見てどう感じているかを意識し、それに合わせて演じ方を工夫していかねばず、常にお客様と「会話を用いないコミュニケーション」を必要とします。だからこそ、知識を押し付けるのではなく自分たちで思考・想像させることで、実際にステージに立った時に客様がどう感じているかというコミュニケーション感覚を養えるのではないかと思っています。
T1記者:先生にとって演劇とは?
信岡先生:「人格の形成」だと思います。演劇とは、人間を見つめて人間を研究して人間を演じることです。他人を演じるということは、裏を返せば自分自身を見つめることができなければ他人を演じることはできません。また、演劇とは実際にはありえないことを、さも本当のことのように演じるパフォーマンスですので、オーバーに演じるのではなく、いかに不必要なものをそぎ落とせるかが大切になってきます。だからこそ、様々な人とコミュニケーションをとったり、きついことから逃げず自分自身の人間性を高めていくこと必要不可欠です。その努力ができるからこそ人間として成長し演劇に深みが出てくるのではないでしょうか。
信岡先生:演劇の指導を初めてもう26年目。指導方法も私の中で変わってきつつあります。演劇に関して一方的に指導を押し付
けるだけでは彼女たちも引いてしまいます。ですから、何かを伝えるときは、直接教えるというより「ワンクッションおいてその先を思考させる」ことを意識しています。演劇は観てくださるお客様が自分たちの演劇を見てどう感じているかを意識し、それに合わせて演じ方を工夫していかねばず、常にお客様と「会話を用いないコミュニケーション」を必要とします。だからこそ、知識を押し付けるのではなく自分たちで思考・想像させることで、実際にステージに立った時に客様がどう感じているかというコミュニケーション感覚を養えるのではないかと思っています。
T1記者:先生にとって演劇とは?
信岡先生:「人格の形成」だと思います。演劇とは、人間を見つめて人間を研究して人間を演じることです。他人を演じるということは、裏を返せば自分自身を見つめることができなければ他人を演じることはできません。また、演劇とは実際にはありえないことを、さも本当のことのように演じるパフォーマンスですので、オーバーに演じるのではなく、いかに不必要なものをそぎ落とせるかが大切になってきます。だからこそ、様々な人とコミュニケーションをとったり、きついことから逃げず自分自身の人間性を高めていくこと必要不可欠です。その努力ができるからこそ人間として成長し演劇に深みが出てくるのではないでしょうか。
【部長】蔵重 悠希 さん
T1記者:演劇の魅力を教えてください。 蔵重さん:全く別の人生を体験できることです。女性でも男性でも、日常的にありそうな場面、非日常的な場面も、普通に生きていたら絶対に味わえないドラマのような体験を味わえることが演劇の魅力です。 T1記者:入部のきっかけを教えてください。 蔵重さん:小さいときから役者関係の仕事に就きたいと思っていたのですが、いきなりその世界に入ってもなじめないとおもい演劇部が盛んな城北高校に入学しました。 T1記者:将来の夢を教えてください。 蔵重さん:役者です。人の真似をするような役者ではなく、自分にしかできない個性を持った役者になりたいです。そして私の演技で多くの人を感動させたいですね。 |