THEME④:選挙を通してより良い未来を実現するために、若者自身ができることは?
ー周りの空気に流されず 「選挙行こうよ」と言える環境に 英太郎 なるほど。もっと本当に若者の共感を得られるよう、政党や候補者はより進んだ対策を取るべきなのかもしれないね。 では見方を変えて、若者自身にできることはないだろうか?若者の声がもっと政治に反映され、より良い未来が実現されるために、あなたたち自身にできることは? 木下 政治ってやっぱり難しいけど、もっと自分たちがしっかり情報を得て、勉強しなくちゃなとは思いました。 谷森 うん、参院選を控えたこの機会に、選挙や政治のことをちゃんと調べてみたいですね。 前田 最初に言ったように、選挙や政治を話題にすると「意識高い系」みたいに思われそうっていうのはあります。だけどそんな空気に流されず、思い切って話題にしてみる。そういうことも大切かなと思いました。 平馬 そうだよね、友達を誘って気楽に「選挙行こうよ」と言える、そんな感じになればいいよね。 ◇ |
ーとにかく多くの若者が選挙に行く
それが政治への反映につながる 英太郎 みんなの話を聞いて思い出したんだけど、自分も学生の頃は、女の子のことで頭がいっぱい(笑)。選挙や政治に関心があったとは言えないんだよね。 本当に身近に、リアルに感じれるのって、働くようになってからかもしれない。でもだからこそ自分たちなりに勉強して、よくわからなくてもとにかく選挙に行ってみる。そういうことが大切なのかもしれないと今日、あらためて思った。 谷森 「とにかく行ってみる」って、確かに大事かもしれないですね。自分も今度の参院選で、投票デビューしてみようかな。 木下 そしてせっかく投票するなら少しは勉強して、今までみたいに「顔の印象で選ぶ」のではなく、自分に近い考えを持つ候補者を選べるようになりたいです。 |
前田
せっかく自分に与えられたこの一票。ちゃんと使わないのはもったいないですよね。 平馬 選挙に行っても世の中たいして変わらない、だけど行かないと、もっと変わらないのかもしれない。誰も行かなくなったら、むしろ悪い方に変わってしまうかもしれない。 英太郎 そうそう。難しかったり身近に感じられないかもしれないけど、たとえば「自分の家の前の道にガードレールができた」とか、「裏山の草が刈り取ってもらえた」とか……そんなことも政治の一つなんだよね!学校の休校やオンライン授業、飲み会の自粛なんかもそう。そう考えると、政治って意外にみんなのような若者の、身近なところにあるものなんだよね。 だから、まずは多くの若者が選挙にいく。そしたら政治家も無視できなくなるから、若者に支持されるような政策を積極的に打ち出しアピールしなくちゃいけなくなるし、ちゃんと政治に反映しなくちゃいけなくもなる。 そうして「自分たちの一票が、ちゃんと政治に反映されるんだ」っていう実感が持てることで、より多くの若者が選挙に行くようになる。そんな好循環が生まれていくんじゃないかな。 |